遊園地デート その3
〜美技に酔いな〜
はきょとんと、自分の周囲を見渡す。
「…景吾。ここ、大丈夫なの?高そうだよ?」
「あん?んなこと関係ねぇよ。」
さてここはどこか。
遊園地の真横にある、ホテルである。
「心臓の方はどうなんだよ。」
「あ…。」
は目を大きく見開き、景吾を見つめる。
「普通だぁ。」
協力するという一言だけで、景吾はをホテルまで連れてきた。
ぽけっとしているを真横にスイートルームにいたりする。
「わぁっ。景吾、見てっ。景色いいねぇ。」
ホテルの最上階だけあって、眺めはとてもいい。
「すっごいねぇ。嬉しいっ。」
さっきとはうって変わったの態度に景吾は思わず苦笑してしまう。
「ベッドもふわふわぁ。ぼわぼわぁ。」
はベッドに倒れこみ、くすくすと笑いをこぼす。
素直にその感覚を楽しんでいるのだろう。
「うわぁ。ロマンチックだねぇ。」
カーテンを閉め、ベッド脇のランプだけをつけた景吾に
は嬉しそうに笑いかける。
「…。」
景吾はの隣、ベッドに座り
の肩を抱き寄せる
「へへっ、ドキドキだね。」
は頬を赤くして、景吾の肩にもたれかかる。
「。」
「ひゃっ。」
景吾はの耳元に囁く
それだけで、はびくっと反応する。
「………景吾?」
不安混じりの瞳で、は景吾を見上げる。
「けぇ…んっ。」
小さなの肩が、震える
驚いた隙を逃さずに、景吾はの唇を舌でなぞる
「んんっ、ふっ。」
景吾はの舌をからめ、唇ごと吸い上げる
ちゅくっと音がなる。
「けっ、あ、んんっ…………。」
景吾の唇から逃れようと、もがく
だが、景吾がそれを許さない
顎を抑え、角度を変えては唇を吸い上げる。
「んっ、ふっ。景吾っ……。」
すでにはだけた胸元に、景吾が赤い花を散らしていく。
「あぁ、んっ。」
自分で言っておきながら、驚いたのか
は真っ赤になって、口元を抑える。
「……我慢してんじゃねぇよ。」
「やっ、私…。おかしっ……んんっ。」
は目をつむって、縮こまる。
そのを、景吾は抱き寄せる。
「…気にすんな。」
「ふえぇ?」
「大丈夫だ。」
耳元で囁き手元はやんわりと胸をほぐす。
「…大丈…夫じゃ……にゃいっ。」
「俺様を信じろ。美技が見たいんだろ?」
景吾はすでにかたくなっていた胸の先端をぎゅっと握る。
「んっ、あっ。やぁ………んんっ。」
声を我慢しているのか、は口を押さえている。
「我慢すんな。その方がいい。」
景吾はのブラをはずす。
「ふわっ…だって……恥ずかしいよぅ。」
ベッド脇のランプだけが、唯一の光源だ。
少し小さいが、ふわりとした感触が景吾を包む。
「や、んっ。あっ。けぇごぉ。」
の声はすでに、涙声だ。
「……景吾っ。」
は顔を横に振り、手を顔にあてて、声を押し殺す。
恥ずかしいからなのだろう、が、景吾にはそれがさらに誘うモノに見える。
「ひゃっ、あぁ、んんんっ。」
景吾はの胸の先端を口に含み、丁寧になめあげる。
途端、の背中がびくんと跳ねる。
「やっ、けぇ、ごっ。」
「手。首に回してろ。」
顔を隠されるのは気にくわない。
不安からか、赤くなった顔を隠したいからか
は自分の髪を指で握りしめ、手を顔におしつけている。
背中は跳ねるし、息は乱れる
だけど、涙を流していても、頬を赤くしても、その姿は見えない。
「ふえっ。景吾……。」
はそろそろと景吾の腕に手をのばす。
その汗ばんだ、冷えた手を感じつつ、景吾はさらに手を下にのばす。
「だっ、だめっ。やだ、見ちゃやだよぅ。」
途端。
が慌てて体を起こす。
さっきまで半泣きだったとは思えないその行動に
「あん?」
当然のことながら、景吾は不機嫌になる。
やっとこすっとここぎつけたというのに、何だというのか。
「だっ、あのね、えと……。」
はすでに腰下にまで落ちていたワンピースを上にまであげる。
「何だよ。」
不機嫌な景吾の視線を真っ向から受け、
は瞳を下へと揺らす。
「違うの、あのねっ。イヤ……とかじゃ…なくて………。」
は胸元にまであげた、服を握りしめる
「私……お腹ねっ。」
決意をしたように、は前を向く。
「お腹、こう、むにむになのっ。」
「……あん?」
「だからっ…あぅ……恥ずかしいよぅ。」
顔を真っ赤にして、うつむいて、縮こまる
……アホか。
景吾は苦笑する。
情けない。さっきほんの少しでもいらっとした自分に腹が立つ。
「嘘だな。」
「嘘じゃないよぉっ。」
嫌がるの手を無理やり引っ張り、景吾はを自分の腕の中に納める。
「けっ、けぇ…。」
右にも左にも腕。目の前には景吾の顔。
「嘘つくんじゃねぇよ。」
「ひゃっ、景吾っ。んっ……。」
景吾は少し硬い、大きな手のひらで
の腹を撫でる。
「やっ、ふわっ………。」
は慌てて口に手をあて必死になって声を押し殺そうとする。
赤くなった顔は、それだけで景吾の気持ちを救う。
「………我慢すんな。」
「やっ、だって…おかしっ……。」
「いいんだよ。」
景吾はの耳元に顔を寄せる
手はの胸の桃色の突起を優しく揺り動かす。
「ひゃっ、あぁ…。」
「お前の声は…………………。」
景吾は片手での腹を片手で胸の突起を攻め立てる。
「あんっ、けぇ……あっ。」
「誘惑の輪舞曲だ。」
は胸からくる刺激に耐えるよう、ぎゅっと脇のシーツを握り締める。
すでに意識が朦朧としてきているに、そんな言葉は聞こえない。
「あぁっ、ふわっ、んんんっ……。」
景吾はの綺麗な桃色の突起を口に含む。
「やっ、あ、んっ。」
少し強めに、景吾は舌先で胸の突起をつつく。
「あ、んんっ。」
刺激に耐えられないのか、は肩で息をする。
すでに赤くなった頬と、潤んだ瞳。
「誰にも渡さねぇ。」
思わず一言もらし、景吾はもう一方の手で片方の胸を揉み解す。
すでに硬くなっていた先端を優しく、丁寧に……
「やっ、けぇごっ……ふ、あんっ。」
少し強めに指先に力を入れれば、の体がびくりと揺れる。
景吾はそれを確認しながら、もう一方の手を下へと下ろしていく。
「………ひゃ、あぁんっ。ふっ…。」
下着の裏からすっと一度なで上げるだけで、の声が上がる。
「………誘惑の輪舞曲。」
その誘うような、の甘い、高い声
「あ、んんっ。や、あぁぁっ。」
ショーツの隙間から、景吾は指を入れる。
「……んんっ。……ふわっ、あぁんっ。」
すでに濡れていたそこは、景吾の指をも含み、さらに奥へと景吾を誘う。
「けぇ、ごっ。おかし……心臓っ……。」
の心臓は、バクバクしていることだろう。
「俺様の美技によってんだよ。」
景吾は一言言い放ち、のショーツを一気に剥ぎ取る。
「ひゃ、けぇっ…待ってっ……。」
外気の空気を感じてか、は慌てて足を閉じようとする。
だが、すでに体の力は抜けている。
ふらふらとしているだけだ。
「…だめっ……汚いよぅ。」
「汚いわけねぇだろ。」
景吾の視線の先には、外気に晒された無防備な秘部。
「やっ、ふえっ……だめっ………。」
の必死の抵抗にもかかわらず、景吾の視線は変わらない。
景吾の視線を感じてか、の桃色の秘部がさらに潤いを増す。
「……感じてんじゃねぇよ。」
自分に言うようにつぶやき、景吾はの秘部に指を当てる。
くちゅっという鈍い音が、部屋に響く。
「やっ…やぁ、ああっ………。」
の足に力が入る。
景吾はすでに潤いをたっぷりと帯びたの秘膣に指を入れる。
「痛っ……けぇ…痛いよぉっ…。」
さっきとは違った悲鳴に近い声をがあげる。
「美技を感じてろ。」
「ふゎっ、ふっ……ああ、んんっ。」
景吾の瞳に涙がたまる。
それを景吾は手でぬぐい、の唇に優しいキスを落とす。
その瞬間、景吾は秘膣に、二本目の指を入れる。
「んんっ…あ、痛っ……。」
痛いのだが、決して叫ばない。
痛いが決して拒まない。
シーツをぎゅっと握り締める手は汗ばみ、真っ白になっている
それでも痛みを受け入れようとしているに
理性が飛ぶな
なとど景吾は冷静に思ってしまう
「あぁ、やっ、けぇ……もやっ、あんっ…。」
は一生懸命景吾に伝えようとするが、意味がわからない。
とにかく、怖いのだろう。
震えるを見つつ、景吾は秘膣を指で擦る。
「、俺様を信じてろ。」
どこまでも俺様根性、跡部 景吾は言う。
すでにそのとき、の秘膣には三本の指が入っている。
「ひゃっ、痛っ……あ、んんっ。」
指を不規則に出し入れするたび、指が壁にこすれ、の声がいっそうに増す。
「あ、あぁんっ、やっ………んっ。」
くちゅくちゅと、音だけが響く。
「……。」
ふと、は、自分の秘部に押し当てられた硬いモノを感じ、身体をこわばらせる。
「あ、待っ……景吾っ。」
あまりの想像を絶する恐怖に、は思わず首を振る。
だが、景吾が許すはずがない
「いまさらだろ。」
言うや否や、景吾は腰を前へと突き出す。
「ふっ、あぁっ、つっ……。」
ぐちゅっ、との秘部から音が漏れる。
景吾の指によってかなり慣らされていたとはいえ、の肉壁からは鋭い痛みが走る。
「痛っ……けぇっ……。」
さすがに景吾も、泣いているを抱きしめる。
の髪から匂う甘い香りが、景吾の理性をさらに奥へと押しやっていく。
ゆっくりとシーツに、赤いしみが広がっていく。
「あ、んっ。痛い……よぅっ。」
赤く滴るソレが、の体が綺麗なままだと告げる。
「けぇ…ごぉっ……痛っ…。」
悲鳴を上げる肉壁は、嫌だというように異物を押し出そうとする。
その感覚に、景吾の顔にも赤みがおび、掠れた低い声がもれる。
「つぅ……っ。」
「あぁっ。ふわっ、つぅ………。」
ぐちゅり、と音をたて、の秘部は本人の意思とは無関係に熱いものを奥へと誘う。
「いっ、ひゃ、んんっ。あっ……。」
景吾はさらに、腰を前に突き出す。
異物が動きを見せるたびに、くちゅくちゅと秘部の蜜が音を鳴らす。
の肌がぞわりと泡立つ。
「あっ、けっ……ん、や、んんんっ。」
だんだんと動きを早める異物と共に、の悲鳴が変わる。
明らかに痛くて叫んでいるのではない。
「やっ、ん、はっ………ふっ…。」
遅い狂う感覚に、は必死で景吾の肩に顔をうずめる。
背中に回された力強い腕だけが、今やをつなぐ鍵となっていた。
「あぁ、んんっ。い、ああっ…。」
秘部の痛みもあった。
しかしそれ以上の感覚がを包む。
「つっ……う…。」
景吾はさらに奥へと、自らの肉棒を突き立てる。
「けぇ…ご。」
「……あん?」
上気した頬に掠れた、声。潤んだ瞳。湿った唇。
景吾はごくりと唾を飲み込んで、を見つめる。
「けぇご、だぁい…好き……。」
素直で、真っ直ぐで、率直なの言葉に、さすがの景吾も顔を赤くする。
すっと視線をそらす。
「…俺様に言わせるな。」
それが景吾にとっての「好き」という言葉だとは知っている。
景吾の肩にかけた両手に、は力を込める。
それは、にとっても真っ直ぐな、積極的な行動だ。
「ほぉ…。」
景吾にとってそれはとても嬉しいことであり………。
「あ、んんっ。けぇ、ごっ……。」
唇、頬、首、鎖骨………、景吾はキスを落とす。
「ひゃっ!…あ、んっ…あ、あぁっ…あぁぁっ。」
そして、さっきよりもずっと早く、奥へ奥へと肉棒を突き刺す。
「あ、んっ。ふっ…あ、あんっ。あぁっ。」
全身を突き抜けるような感覚に、は叫ぶ。
景吾の肩で息をするの吐息が景吾の耳元にかかり、
景吾の中にもぞくりと何かが走る。
「ふぁ、んんっ。」
二人がつながったところから、くちゅくちゅと音が絶え間なく漏れる。
その音に刺激されてか、景吾の動きもさらに早まる。
「あっ、ん、あぁんんっ。」
ドクン、との体が振るえ…
「ひゃっ……あっ……んんっ…。」
景吾は眉をひそめる。
顔が苦痛に歪む。
「つっ…うっ…ぅ。」
景吾が動きを止め、をぎゅっと抱きしめる。
「くっ……。」
景吾は短く言い放ち、ゆっくりとの秘部から
蜜をたっぷりと含んでいる肉棒を取り出す。
の手はずるりと力が抜けたのか、景吾の肩から落ちる。
そして景吾は、自分の欲望を吐き出したのだった。
ぐったりと身体を横たえたの横には
すっきりしたような表情の景吾。
「……あぅ。景吾ぉ。」
「あん?」
布団を口元まで持ち上げ、は隣にいた景吾に言う。
「………どうし…よう。」
すでに泣きそうなに、景吾は言葉を切る。
今更嫌だった、などと言われても困る。
「あ、歩け…ないよぅ。立て…ないよぅ。」
真っ赤な顔をして、顔中に恥ずかしさを漂わせ、は言う。
「わっ…私っ……。」
「……いいじゃねぇか。」
「ほえぇ?」
縮こまるを、景吾は抱き寄せる。
「どうせ親公認なんだ。もう一度ってのもありだろ?」
きょとんとしばらく景吾の顔を見つめていたは……
「心臓壊れちゃうよぅ。景吾のばかぁっ!」
と、それはそれはトマトもびっくり、という真っ赤な顔をして
景吾の腕の中でもがいていたという。
fin.
もう知らん。どうでもいい………。
だって…私の文才じゃこれくらいが精一杯です。
恥ずかしくって、もう、私こそどうにかなりそうですわ…。
まぁ、これくらいで許してください。
あぁ、一番のヤバさを誇ります…。
間違いなく裏ですね。